なになに!? あたしは振り返り、自分の腕をガッシリと掴んでいる手をたどる。 その手の持ち主は 「誰ですか?」 「お、俺だよ!」 引きずり込まれたおかげでその者はすぐ後ろにいるが……あれ?待てよ?この匂い。 「……高梨?」 「いやっ、この展開的にそうだろ!」 顔が押し潰されてぐちゃぐちゃだけど よく見たら高梨だ! 「あんた!あたし置いてってー」 「ちゃんとついてこいよ!」 「普通に無理だよ!」