「行くぞ!」 「うぉぉぉ!」 意を決してあたしたちは人の中へと突っ込む。 食べ物確保のために! ………と思ったのも束の間。 「た、高梨っ…待っ」 さすが慣れてる高梨。 あたしなんかさっさと置いて食べ物を確保するために行ってしまった。 「…いった!…うえっ」 にしても、さっきから人に押されて全く前に進んでない。 いやっ、進んでるのか? むしろ押し戻されてるような気が…。 それすらも分からないままただただ流されるままだ。