――――――――――――… 「はぁー!疲れた!」 あたしは今、高梨のベッドに ダイブしたところである。 「お腹空いた!」 「…だから?」 「何かつくって!」 「えー、俺も疲れてんだもん」 「けち」 「ふっ」 「……………」 「ふっふふ~♪」 「もう!作ってください!チャーハンを!」 「クスッ…分かったよ」 すると高梨は「ちょっと待ってろ」と言って、あたしの頭を撫でた。 ドキッ ドキってなんだドキって。