「ひどくても外周1周」 なんて考えが甘かった。 ってかてか、なんで忘れ物した訳じゃないのに校舎へ? しかも、A棟って…。 職員室に保健室。 教室ないよー? 先生たちの住みかだよ。 だけど、とにかく…… 「進もう」 「え゙っ」 「ここでこうしててもしょうがないし…。ほら、立って。」 あたしは高梨に手を伸ばし立ち上がらせる。 さっきとはまるで立場が違うあたしたち。 と言うよりも、一刻も早く終わらせたい。 もはや、やけくそ。