年下の君にベタ惚れ中【完】

そう、そして春。



俺はこの街に引っ越してきたのだ。
空さんの住んでいるこの街に。




最初は馴染めるか不安だった俺も。
クラスメイトの優しさに友達ができた。





「おい、結城ー??」





この街に馴染んできたある日の出来事。





俺は親友と呼べる奴が出来た。




そう、そいつは今俺の名前を呼んだあいつ。




俺は振り向きながら、



「何??」



彼にそう言った。



やつの名前は宮崎滝磨。




そう、空さんの弟。