年下の君にベタ惚れ中【完】

だけど俺にはそんな事言う勇気なんて…




ない…。




俺はそんな彼女を遠くで見る事しか出来なくて、だけどほっておけなくて、俺は降りなければ行けない駅をその日は降りなかった。





どこまで行くんだろう。





俺はそんなことを思い、彼女を見つめた。





けど、彼女は一向に降りようとはしなかった。





そして、最後の駅まで着いてしまった。




俺は乗車員へ言われて下りようとした時、彼女は、





「あ、すみません｣





最後の駅だと気づいたとき、そう言って電車から降りて行ってしまった。



そっから彼女はどうしたのか、しらない。