その時、



結城君の部屋の前を1人の髪の長い少女が通った。



その子はあたしの方を向き、



「貴方がお兄ちゃんの彼女さん!?」



あたしの方を向いて驚いた顔をしている。



「そうです」



なぜかあたしは敬語でしゃべった。



明らかにあたしより下なのに(笑)



「わぁー、可愛い♪いくつ??」



その女の子があたしに近づいてきた。



「高1だけど…」



「高1!?あたしより3つ上!?てか兄ちゃんより上!?」