ピピッピピッ



目覚ましがうるさくわたしの前で鳴っている…。


「んー…」



わたしはうるさいなぁと思いつつとりあえず目覚ましに手を伸ばした。



ぱしっ



…。





…。





「……はっ!」




だめだ、わたしここで寝ちゃダメだ。




今日は結城君の家にお邪魔する日じゃないか。



このまま二度寝してたら結城君との約束時間に遅れてしまう。




わたしは重たい体を起こしてとりあえず大好きな布団から出ようとした。




…。




…。




やばい、眠すぎて出れない。




昨日は咲由紀と遊んで帰ってきてから明日の服を選んでたら寝るの遅くなったんだよね。