結城君が帰った後もあたしは一人で家でぼーっとしてしまう。



だって、結城君に…



結城君にだよ?



ほっぺにキスされるなんて思っても居なかったらかなりキュンときてしまった。



ぶっちゃけいうとあたし付き合った事もあるし、キスもした事がある。



だけど、ほっぺにって言うのは…今考えてみるとなかったかも。



きゃー、やばいかもぉ~。



あたし幸せかも~。



かもじゃなくて、幸せです、はい。



とか人で思いながらあたしは自分の部屋のソファに寝っ転がる。



幸せだぁ~。



そんな事を思いながらクッションに顔をうずくめた。