年下の君にベタ惚れ中【完】

ん?


前の学校の人??



「誰?」



俺がそう言うと実羽は



「分かんない。けど綺麗な女の人だった。なんか、前の学校の人です。って言ってたけど」



…。



ますます誰か分からんわ!(笑)




「女ー?」



「あ、もしかして彼女?」



「いや、違うでしょ。2コ上だし」行ってこよ





俺がそう言って玄関へ歩き出すと、え、年上なの!?って声が後ろから聞こえてきた。



俺はそんな実羽の声を無視して玄関へ向かった。