年下の君にベタ惚れ中【完】

はぁー、デブ男の奴、まだ言ってんのかよ。



あたしと咲由紀はもう呆れました。



「…帰るよ、渋川」



咲由紀は無理矢理、デブ男の耳たぶを引っ張った。



「え、えっ?!俺へのチョコレートは!?」



あー、しつこいなぁ…。




「ばいばい、渋川」



笑顔でニッコリと言った。



さっさと帰れ。



そして、咲由紀はデブ男を無理矢理連行して行ってしまった。