年下の君にベタ惚れ中【完】

「…空さんのクラスの人ですか??」



「そーだよ。ただのクラスメイトだよ」



結城君はほっとした顔をした。



「さぁ、あたし帰るかな♪チョコも出来たし♪」



咲由紀が身支度を始めた。



「1人じゃ危ないんで、俺送りますよ」



滝磨が言った。



「渋川!!帰るよ!!じゃぁ、滝磨君の言葉に甘えるよ」



そう言って3人は出て行った。



滝磨と咲由紀は気をつかってくれたんだね。



「ありがと…」



あたしは小さな声で囁いた。



「え、帰るの?!俺のチョコは!?」