年下の君にベタ惚れ中【完】

「えっ!?噂ですか!?」



結城君が驚いた顔をしている。



「なっなんでもないよ!!」



必死に咲由紀の口を塞いだ。



おい、咲由紀余計な事言うなよ、この野郎。



「んっうんっ」



咲由紀の必死になっている声が聞こえる。



「それはまぁいいとして…そこにいる人は…誰ですか??」



結城君は不思議そうに渋川君を見た。



「チョコを欲しがって空ん家まで来た邪魔なやつ」



咲由紀がズバッと一言。


「ちょっと咲由紀さぁん〜ひどい言いがかりじゃないですかぁ〜」