「吐きなさい」




鋭い女め…。



うっ…



「はい…」



あたしは咲由紀にすべて話した。




結城のアドを知っていること、




結城がモテて滝磨が言った事。



すると咲由紀は



「へぇー…空が年下好きになるなんて珍しいじゃん」



驚きながらそう言った。





「まだ好きじゃないもん」



まだ好きじゃないもん。
ただ気になるだけだもん…。



「まぁいいんじゃない??」



そんなこんなであっという間に中学へ着いてしまった。