咲由紀と、朝待ち合わせしている場所へと走って行くと、既にねむそうな顔をしている咲由紀がいた。



「おはよッ咲由紀ー!!」



あたしはそんな眠そうな咲由紀にハイテンションな声で言ったら咲由紀はあたしの方をうざいとでも言わんばかりの表情でこっちを向いた。



「…おはよ」


低く小さな声。
そんな声にもあたしはめげず。



「朝からテンション低いぞー??」



大きな声で言った。



「…あんたかテンション高すぎなだけでしょ」



その通りなんだけどさぁ、もう少し構ってくれてもいいじゃぁーん。





あたし達は学校へ向かった。