【十の瞳】




ファニーペインの質問に対しては、僕も同意だった。


多分、皆が知りたい事じゃないかと思う。


「……それに関しましては、劇団員と共に来るはずでした『紡ぎ車』のスタッフが、


向こうで待機しているはずですので、……もし、こちら側と連絡とれなくなった場合、


何らかのアクションがあると……」
 

それを聞いて、ファニーペインは「そうですか……」と、仕方なさそうに引き下がった。


「しょ、食事はどうなるんですか? 


ぼ、僕はですね、その、……他の人より少ぅしばかり、お腹が空くのが早くてですね……!」
 

グースが、この世の終わりのような顔をしていた。
 

しかしこれに対しては、


「ご安心を。


幸い、他のスタッフや劇団員達が来なくなった分、水にも食糧にも、かなりの余裕がございます……」


「ふぉおおお、よかったあ……!」