÷÷÷÷÷÷÷ 十二愛は考えていた。 この事件はどう収束するのか。 実は彼女の中で、半ば推理は固まっていた。 だが、それが正しいか、確証が無かった。 それにどうせ、自分は素人だ。 しかも、団体で遭難しているうちの一人にすぎない。 このまま救助を待って、警察が介入すれば、犯人には適切な裁きが下されるだろう。 自分がしなくても……。 たとえその『推理』だけが、自分の唯一の取り柄だとしても。 十二愛は、過去の忌まわしい記憶と対峙していた。