その日は駅で楓さんと別れて、 そのまま家の 近くの図書館で勉強して帰った。 「はぁ...楓さんって、 中西のことが好きなのかな?」 確かに、元々中西と楓さんは クラスの中心グループに所属している。 当然私より、楓さんのほうが 中西のことをよく知っているのだろう。