ん…?
全部100点ってことはつまり追試は受かったってことで、つまりわたしは陵駕と別れずにすむってこと!?
「りょう…って、いない!?」
つい先ほどまで隣にいたはずの陵駕がその場からいなくなっていた。
ちょっ、いつの間に!?
「おい、何ボサッとしてるんだよ」
まさかベットの下にいるかもしれないとベットの下を覗こうとしようとしたとき、陵駕の声が聞こえてきた。
急いで顔を上げると、陵駕はわたしと自分の鞄を持ち、廊下にいた。
「帰るぞ」
そう言って、スタスタと廊下を歩いていった。
「ちょっ、ちょっと待ってよーー!」
わたしは急いで上履きを履き、陵駕のあとを追った。

