【短編】辛辣彼氏





……めんどくさい…




浜田の話を聞いて、最初に思ったのはそうめんどくさいという気持ちだ。




正直言ってだるい、マジで行きたくない。




浜田から聞いた話によると、一応俺の彼女である馬鹿女が鬼神のごとく炎を出し他の生徒を怖がらせながら追試を受け、チャイムが鳴った直後に顔を机にうつ伏せ爆睡してしまい、テスト用紙が取れないから彼氏である俺になんとかしてくれとお願いしてきた。




なんでテスト終わった瞬間寝るんだよ、あの馬鹿女は…




人に迷惑かけないことを知らないのか、あいつは。




すっごくめんどくさくて、本当にやりたくないけど…けど…




気付いたときには既に追試会場である教室の前にいた。




うわぁ…




ガラッ




着いてしまったら仕方がない、俺は意を決してドアを開けた。




そこで俺が目にしたのは衝撃的なものだった。