【短編】辛辣彼氏









俺だってこんなことするんだったら早く家に帰って寝たい。




もっと有意義にこの時間を使いたい。




なのに、渡された資料はざっと500枚以上。それを5枚一組で100人分作れ?




ふざけるなっ!!あいつは生徒をいったいなんだと思ってるんだよ!!




そんな文句を頭の中で悶々と繰り広げていると資料作りはいつのまにか終わっていた。




作り終わった資料はあいつの机の上に置けといわれたので職員室に行くと、そこには今頃女生徒たちとよろしくやってるはずのあのクソキザエロ担任が机に顔をうつ伏せていた。





邪魔だ、退けと視線で送ると何やら言ってる声が聞こえてきた。




「…にく…」




「はっ?」




「若さが憎い!!!」




そう叫びながら、体を起こすと、あいつは『うぅぅっ』と奇声を上げ、また顔をうつ伏せた。




「ふっ、吉田。若いときは無理するなよ。もし、俺みたいに無理をするとこの歳でぎっくり腰に見舞われるという呪いにかけられてしまう」




「はぁっ…」