とわたしの心からの嘆きと怒りも届かず、彼氏様は…




「勉強中に遊んでいるお前が悪い、自業自得だ」




と最もなことを言い、わたしの目の前の席にドカッと座った。




ちなみに今はIN図書館で彼氏様に特訓されています。




中間テストも終わり、他の生徒はのびのびと自由に羽を伸ばしてる間、わたしは追試という二文字に悩まされていたのだ。



実はわたし自慢でもないですか、こう見えても頭悪いんです。




えっ?見たまんま?




やめてよ、わたしの彼氏と同じようなこと言わないで!!




今回の中間も下から数えて3番目という残念な結果で終わらせてしまい、担任が死んだ笑顔で教えてくれました『追試だぞ☆不知火☆』と…




死んだ笑顔と謎の語尾に☆マークという担任の恐ろしい行動でわたしはいつも落ちりまくりの追試を今度こそ通過して担任の本物の笑顔を取り戻そうと必死に勉強しようと心に誓いました。




誓ったんだけど…どうやらわたしに勉学の才能はなく、誓ったその日に呆気なく誓いは破られた。




普通に携帯小説読みふけてしまった…、すまん、栄吉ちゃん!!(←担任




とそこで現れたのが勇者、学年トップのわたしの彼氏様、吉田 陵駕様。