「ほぉ…10ページしかやってないと…」
「い、一応徹夜でやったんですけど………えへっ☆」
可愛く首を傾げても陵駕やっぱり不機嫌のまんまでした。
その鋭い目つきに耐えられず、わたしは床に膝をつけ
「正直、マジですいません!!」
土下座して謝った。
夕暮れが差し込む放課後の教室でいったい何をやってるかって話ですよ。
でも、とりあえず謝っておこう、そうじゃなきゃ怖すぎる…
いったい自分の彼氏を何だと思っているかよくわかっていないわたしであった。
数秒の間、沈黙が続き、陵駕がはぁっとため息をついた。
「お前、今回は自分の担任がこれ以上ハゲにならないために頑張るって言ったよな?」
突然栄吉ちゃんのことを言われ、頭にハテナマークをつけながらわたしは顔を上げた。

