【短編】辛辣彼氏






放課後…誰もいない教室でわたしは一人机に顔をうつ伏せながら激しく落ち込んでいた。




午後も結局爆睡三昧だったー…




最後の英語の授業なんて鬼畜教師が教科書でわたしの頭を勢いよく叩いて廊下に立たせても、わたし立ったまま寝てたからね。




しほりに立ったまま寝た姿のわたしを写真で撮られてて、見てみたらよだれ垂らしててすっごくブサイクだったし…




ふっ…もうわたし死にそうです…




またウトウトし始め、寝ようとしたら





バコッ




頭の上に何かが置かれたような重みが感じられてきた。





「なに寝ようとしてるんだ、お前は…」





「あっ、陵駕」




愛しの陵駕の声でわたしは一気に眠気なんか吹っ切れ、後ろを振り向くと、そこにはいつものカッコいい陵駕の姿があった。




そういえば、今日は一度も教室から出ていないから、すっごい久しぶりな気がする。