【短編】辛辣彼氏





わたしに残された時間は今日の朝、家を出る7時半まで。




よぉーし、なんとしてでも7時半までには半分は終わらせるぞーーー!!




おぉーっと近所迷惑にならない程度に小さく叫びはわたしは再び大量の紙の束に挑んだ。



















7時45分




ずーん……




「はぁ…」




まさに今、わたしに効果音をつけるとしたら『ずーん』。




結局、あの後また別のことに没頭してしまい、10ページも進まなかった…




どうしよう…陵駕に絶対怒られるし…このままじゃ、追試もマジで落ちちゃうかも…




トボトボと重たい足でいつも歩いている通学道を歩いていると、後ろから聞きなれた足音が聞こえてきた。




この音は………