あたしには、好きな人がいた。
それは、2つ年上のセンパイで不良だった。

喧嘩が強いと有名で、女子からもモテていた。

あたしが、センパイと出会ったのは給食当番でおかずを返却しに行く時。
あたしは、1人で返却に向かっていた。すると、床の段差に足をひっかけてつまづいてしまった。