「梨李佐ったら


冗談やめろって



何度も言ってるだろ?」



笑いながら留季君が



お姉ちゃんの腰に


手をまわす。



(えぇっ!? 


もうそういう関係っ!? 



彼氏いないって


いってたくせに!!)



「留季が夜……


会いたいっていうから


涼歌に迷惑かけちゃったじゃん」



お姉ちゃんが呟く。