思ったより


大丈夫そうで安心した。



「どうしたのじゃないよ! 


何してるの?」



「あっ……あぁ! 


涼歌、紹介するね。



この人は、私の友達の……」



お姉ちゃんの言葉に続けて



隣にいた人が口を開く。



「梨李佐の友達の


片瀬 留季(かたせ るき)です」