「お兄ちゃんって



……呼んでもいいですか?」




留季君は笑顔で




「いいよ、そのほうが嬉しいし」



「私の事も涼歌って




呼んでください」





「……涼歌」




顔を赤らめながら



留希君が




呟いた。






夢が



小さな私の夢が叶いました。







お兄ちゃんが




出来ました。(仮)