「うん。もう元気だから




終業式までは来れるかな?」




「悠里のことだから



終業式……無理して




来るんじゃない?」




「そうかもね~♪」





悠里は、私の冗談を



軽く受け止めてくれた。





悠里はノリがよくて



みんなに愛される



このクラスのムードメーカー



のような存在。




「悠里は彼氏とかいるの?」




内心



ドキドキしながら尋ねた。




「ん?



何でそんな事聞くの?」





「いっ……いやぁ~♪」





そんな私の様子を見て




悠里はニヤリと笑った。