「おい行くぞ!!!」

―ガシッ


なんであたしまで行かなアカンの~
てか、腕掴まれてるから
逃げれんし…


もう、ワケわからん
とりあえず、一緒に走っとけ



「あ゙~…ここまで来たら
大丈夫だろ…」


『はぁ…はぁ…』


「あれは仁のファンやろ…」


なに…
話しが全く見えないのは
あたしだけですか??


『あの…さっきのなんなんですか?てか、なんであたしまで一緒に来たんですか?』


「あれは…俺らのファン♪」


えっ…
意味がわかりません…
この仁って人、大丈夫ですか?


『………』


「なんかいえや」


あっ、また心ん中でしゃべってた


『えっと…仁さんと亮はアイドルかなんかですか?』

「違うよ!!!笑」


「なんで俺だけ呼び捨てやねん…」