ある日、動物の村に一匹のりすの親子が引っ越してきました。
子りすの名前はりすくんです。

その村は、りすくんがその前に住んでいた村よりも、大きな村でした。
りすくんは、その村がとても気に入りました。自然がたくさん残っていたからです。

「あ!りすくん?」

引っ越し最中のりすくんに、一匹のねこが話しかけてきました。

その、ねこの名前はねこちゃん。
小さい頃、ねこちゃんはおばあちゃんの家に住んでいました。

りすくんとねこちゃんは、そのころからの仲良しだったのです。