SUN FLOWER

「そんなもん、行くだろ普通。」






美咲が声を上げる。







「え…だって応援なんてしたことないし…あんな人いっぱいいるとこになんて行きたくない…なんて…。」







「は?柴依瑠いつもライブで人なんて沢山いる中歌ってんだよ?」






「いや…沙羅の言うとおりなんだけど……ね?」






「柴依瑠…行って来いよ、意外に楽しいかもしれねーぞ?」





「鬼…、鬼瑠亜まで…。」








アハハと笑う鬼瑠亜と笑いを堪えている夢…。








何かムカツク…。






「なんなら、僕も一緒に行こうか?」




「え!?!?なら、僕も行きたい!!」




沙羅と美咲が言う。







「じゃー、俺も☆」




「は?鬼瑠亜まで何言ってんの!?」




「そんならみんなで行けばイイだろ、」





「夢…余計なこと言わないで…(汗)」






何か話しが変な方向に行ってる!!!!!!







「分かった、分かったから!!私と菜月2人で行くからみんなは来ないで!!」







みんながニターと笑った瞬間…やられたと思った。







よくよく考えれば…みんなが行くわけないんだよね…。









「そんじゃ、応援頑張って☆」





「沙羅ナイスー!!」





「もう、美咲のバカ!!!」




「なんで僕なの!?!?沙羅でしょ?」




「知らない!!!」




「そんな~!!(涙)」






『アハハ(笑)』