SUN FLOWER

「このまま声でなかったらどうしよう…。」





「その時は仕方ない。誰も柴依瑠を責めたりしないさ。」




鬼瑠亜が優しく慰めてくれる。






私は悔しさで涙が溢れてきた。







「ゴメン…。」





「過酷な練習してきたんだから仕方ない…。」





「それを見越して対策をしなかった私も悪い。みんなも過酷な練習は一緒じゃん。」






「…今回学んだんだから次同じ失敗をしなけりゃいいさ。」







「………でも…」







言葉を続けようとする私を抱きしめる鬼瑠亜…。







「俺も気付かなかったんだ、悪いな…ルカ。」





………ズルイな、こういう時だけ本名言うんだから…。







「……本番前のリハーサルまで…歌わない。」





「わかった…。ケアちゃんとしろよ?」




「当たり前!!」





「ハハハ(笑)俺からみんなに伝えとく、じゃな。」















………神様…声が出るようにして下さい…。










大事なライブ…なのに…。













この日完璧にケアし、眠った。