放課後…





今日は私1人で帰る…って時に、理香率いる女子が来た。






はいはい…話はわかってるさ。






「あなた…約束破ったわね?覚悟しなさい?」




「……覚悟も何も…。仕方ないじゃん。」




「ムカツク態度ね…、ただじゃ済まさない。」





理香が手を挙げた……。







パーン!!!!!!





「いった~……。」




「何よ…その目、この!!」




もう1度手をあげた瞬間……





「何してるの?」




「颯太……。」





「こ…これは…その…。」




「ルカ大丈夫?」




「私は大丈夫。」




「言い訳なんて見苦しいよ?…ルカに次何かしたら許さないから。」







颯太が真剣な顔で言う。






「なんで…そんな子を…。もう、いいわ。」








理香は怒りに満ち溢れた顔で去っていった…。








「あ…鬼瑠亜に連絡しないと…!!!」




「どうしたの?」




「ちょっとね…。」




「…?そっか。はぁ…緊張したー。俺にはこういうの合わないや(笑)」




「ありがとうね…。」



「…/////いやー別に…。ハハハ(笑)」








颯太は校門まで見送ってくれた。






その後すぐに鬼瑠亜から連絡が来た…。






"心配するな、なんとかなるさ。"










ホントかよ!!!











ガチャ……え?









「あら、ルカお帰り。」



「母さん?何で?」



「ちょっとした休みよ。それより学校や、……その、バンドはどうなの?」





「学校は楽しいよ…。」





バンドの事にはわざと触れないようにした。