SUN FLOWER

鬼瑠亜は…複雑な気持ちではあったが…心配していた。





近くで見ていた鬼瑠亜だからこそ、瑠叶の変化に気付いていた…。








ルカもまた複雑な思いで明日を迎える…。





















「…おはよう…ルカ。」



「おはよう、元気ないじゃん…。」




「だって昨日の今日だよ?」




「私は大丈夫、鬼瑠亜に励ましてもらったから。」




「……鬼瑠亜に?…」




……?





更に顔が曇る菜月…。






「どうかした?」




「いや…やっぱ、ルカには鬼瑠亜かなって…」




「どういう意味?」





「鬼……いや、隼人君ってさ、昔からルカの事見てて…ルカの事良く知ってるから、ルカを任せれるって言うか…。」






「うーん、一応リーダーだしね。私も鬼瑠亜の事はこれでも知ってるつもり。」





「ううん、ルカは分かってない…。隼人君…ずっとルカの事好きなんだよ?」




……は?





え?……。







「ま、まさか、鬼瑠亜だよ?」




「うん…ウチ一緒のクラスだったわけじゃないけど、見ててわかる。」





「勘違いじゃなくて?」




「メンバーも気付いてると想う…。ルカ…、」




「や…やめて!!!!」





……これ以上は聞きたくなかった…。






メンバー内のルールを破るような鬼瑠亜じゃない。






「ご…ごめん。ちょっとでしゃばりすぎたね(苦笑)」




「いや……大きな声出してゴメン…。」






「この話やめようか。」




「ううん、もしそれがホントなら…その時考える。ルールはルールだけど…気持ちってのは抑えれないものなんだもんね…私にはイマイチわかんないけど…菜月いつも言うじゃん。」






「ルカ……。」








「うん。もし…その時が来たらちゃんと聞こうと思う。」







「偉い!!ルカ!!」




「アハハ(笑)そんなんでバンドが潰れるほど、カスの集まりじゃないよ。私だって成長してますから!!」





「昔のルカなら絶対無理だね、悩んで、落ちて、歌えなくなってる(笑)」





「もー!!過去の話はやめてよー!!(笑)」