教室に入るとなんか空気が重い……颯太たちは気付いてないみたいだけど。





殺気?……。





女子達の視線が素晴らしく痛い。






私何かしたっけ…?








私は面倒なことによく巻き込まれるから無視することにした。






関わりたくないもの。













「ルカー!!一緒に帰ろう?」




「あ、うん。菜月今日は遊びにいかないの?」




「今日は帰るよ。ライブの為に体力温存なんだから!!」




「あはは…(汗)」










トントン……







「え?」




誰かに肩を叩かれた。






「ちょっとぉ~話がしたいんだけどぉ…。」





女数人……。





嫌な予感…。







「ルカに何か用?」




「そう…笹川さんにちょっとねぇ。」





この喋り方どうにかなんないかな…。







この、ブリッコケバ女が!!!!






「私はイイけど、そんなに大事な話なの?」




「とぉーっても大事よ?」




「ウチも着いて行く。」




「別にイイけどぉ…邪魔しないでね?ニコ」




……うざ。










私たちは学校の裏に来た……よくある光景だね。うん。