でも…柴依瑠の顔を見て……俺は諦めた。










俺は柴依瑠にとって何でも相談に乗れるリーダーとして存在し…好きだからこそ、このバンドを成功させ…夢を叶えるために頑張ろうと決めた。











正直…柴依瑠の話に出てくる颯太って奴にムカついた。





会ってなおムカついた…。







でも…颯太って奴…真っ直ぐで純粋な目をしてた…。








俺はいろんな意味で負けたと悟った。








俺は自分で決めた事も守れない…。










柴依瑠だけじゃなく…Berryのリーダーなんだ…。










俺だってみんなの夢が俺の夢になっている。










もう1度自分と向き合った。









そして…決めた。












歌詞や音楽で気持ちを伝えたい…。







届かなくてイイ…むしろそれでイイ、俺はこのままこのバンドと共に生きる。