SUN FLOWER

「さっきより上手くなってるよ、頑張って。」





「待って…僕、君が欲しい。」




「僕も…。鬼瑠亜!!」





美咲と沙羅が言う。






「オマエ…俺らとバンドやらないか?」





「私……中途半端にやりたくないし…重荷になるの嫌だから…やめとく。」





「何だよ、重荷って。中途半端ってのも聞き捨てならねー。」




「夢君……。」




「沙羅は黙ってろ。おい、オマエ。何か言えよ。」





………夢が完全にキレた…。








「私…やるなら…親を超えたいから、」









「親?……。」




「よわかんねーんだけど。」








そこで柴依瑠の話を聞いた。








親は有名なピアニストにオペラ歌手…。






柴依瑠もまた親に負けない音楽をやりたいらしい…。







が、親には一緒の業界に入るよう言われてる。









バンドが好きなことに猛烈な批難……。











「だから…やるなら世界でも名の知れるバンドにしたいの。」







「そっか…。」




「鬼瑠亜、僕は将来なんて何も考えてなかったし、でかい夢持ちたいな…。」




「沙羅…。」





「僕も…それに賛成。」





「美咲…。」





「……俺は元もそのつもりだった。」




「え?……」




「…\\\\」




「夢嘘ついたー!!(笑)」





「君、どう?一緒にその夢叶えない?俺も興味ある。」





「……ホントにそれでイイの?」




「あぁ。」





「……宜しく…」






柴依瑠がそっと笑った……。