クラス発表が掲示されていることに向かうとさっき見た女の子が前の方にいる。





友達と一緒なのかもう1人の女の子は騒いでいた。





周りから注目されることに慣れているのか彼女は視線を気にする事なく校内へ入って行った。





俺も早く教室に行ってどんな奴がいるのか気になってたから、友達と走って向かった。



















教室に入ると同中の奴とクラスが一緒で教室の後ろの入り口前で話し込んでいた。







「なぁ!!見たか?あのパンクっぽい女の子!!」




「後姿だけど見たよ?」




「まじ?オマエちゃんと見ろよ!!めちゃくちゃ美人だったぜ?」



「へえ。」




「あ、オマエ女に興味ないもんな。」



「興味は……」





"ある!!"とは言えなかった。





彼女がいたこともなければ、好きになったこともない。






バスケばっかであまり女子と話すことなくて…上目使いで話されたりするのが苦手…しかもしつこい。








「だよな…。オマエにはあの女の子の美人ってのがわからねーな(笑)」




「…なんか悔しい。」



「アハハ(笑)」







その時……






ドン!!!!!!!!!!!!