スタジオに入ってメンバーに会ってからはいつもの鬼瑠亜に戻っていた。
ただ、虫の居所が悪かっただけなのかもね…?
そしてライブ練習が始まった。
「はぁ…疲れた。」
「柴依瑠にしてはカナリ気合入ってたじゃん☆新曲も良さそうじゃない?」
鬼瑠亜に話掛ける美咲。
「あぁ。俺が作詞したのに何か心打たれたわ。」
「あはは(笑)はずいから。」
「僕も新曲気に入ったけどな~。」
沙羅がそう言うとメンバーもうん、うんと頷く。
良かった。
ちゃんと歌えて。
正直、何かすーっと気持ちが切り替わってからこの曲に気持ち入れれたかな。
颯太のお陰でもあるのかな。
アイツの笑顔見たり、話聞くだけで楽しかったから…。
純粋にこの切ない歌が歌えた。
切なさに隠れた届かせたい気持ち…。
歌いながらも胸が締め付けられた…それくらい入りこまなきゃ…ファンには届かない。
私の歌や音楽に対する最低条件でもある。

