「へー凄いじゃん☆」






菜月に話すと喜んで言ってくれた。







「まぁ…だからと言って審査ようにしようとかはしないけどね。鬼瑠亜たちもそれは望まないと思うし。」






「そりゃ、そうでしょ。そんなんじゃ意味ないし。大丈夫、ルカたちのバンドの凄さはウチが保障する!!(笑)」




「ふふ(笑)それは頼もしいわ(笑)」










「おはよう、何の話?」




「あ、颯太君!!ルカの今度のライブの話しだよ!!」





「何々!?!?俺も聞きたい~イイ事あんのか?」





菜月が自分の事のように話をする…(笑)




なんだか嬉しかった。








聡も和真も喜んでくれたけど…颯太はどこか寂しそうな顔をしている気がした…。












放課後、私は急いでスタジオに向かう…学校の玄関で同じスタジオに向かう先輩を見つけた。








「先輩もこれからスタジオですか?」




「あ、うん。俺らも頑張らなきゃだし…良かったら一緒に行かない?」




「イイですよ、急ぎますけど(笑)」




「大丈夫、俺も急いでる(笑)」








同じ目的を持つ人と仲良くなれて、こんなに音楽の話が出来るのは嬉しい。










「柴依瑠~!!あれ!?先輩も一緒だったんですねー!!」




「あ、美咲~。みんなは?」





「もういるよ、僕は先生に説教されてて…(笑)」





「美咲またなんかしたの!?」




「僕何もしてない~!!」





「アハハ(笑)仲が良くてイイね、じゃあ俺は行くね☆また!!」




「あ、はい!!頑張ってください!!」