翌日…。










いつもと変わらず、皆がルカの病室にいる。









笑い声が聞こえてくる…。











鬼瑠亜は今日も1人遅くまで残る。










「……っ、…。」






ルカの口元が動いて、鬼瑠亜は必死に声を掛けた…。







「柴依瑠!!!おい、起きろ!!!!…。」








「……鬼瑠亜?…。」






ルカが目を覚ました。







「今、医者呼ぶからな!!待ってろ。」





イマイチ状況を飲み込めていない様子のルカに対し、鬼瑠亜は嬉しそうにナースコールを押す。









「私…どうなったの?」





「軽症だったが…ずっと目を覚まさなくて…みんな心配してたぞ。」






「そっか…良かった。まだ生きてた…。」











少しして医者が来てくれた。








「もう大丈夫ですね、体力が回復したらすぐに退院できるでしょう。良かったですね。」






「はい、ありがとうございます。」





鬼瑠亜が医者にお礼をいってくれる。











その後…鬼瑠亜に色んな話を聞いて私は驚いた。