「そん時は俺気が気じゃなかったんだからな、颯太。」





「げっ!!鬼瑠亜まで……沙羅は?」





「沙羅なら菜月んとこ。心配だってさ。俺は我慢出来なくて夢のあと追ってきた…。」




「はぁ…僕の計画台無し。」




「じゃ、あとは2人でどうぞ。」







そう言って美咲と夢は帰って行った。









「さて…ホントはオマエを殴ってやりたいけど…夢がやってくれたし。オマエさ…瑠叶に何でも話せって言ったくせに自分は勝手に決めんのか?確かめもしないで。それじゃ、瑠叶と一緒だろ。」





「……それはそうだけど…。」




「だけどじゃねーよ。ここに来て言い訳すんな、わかったらとっととその女と別れろ。」





「ホントにゴメン…みんなになんて言ったらイイか…。」





「あ?瑠叶も悪いから、仕方ねーよ。アイツはもう…前に進んでるぜ?」





















颯太は帰ってすぐに理香と別れた。






聡と和真にも事情を話して仲直りし、菜月にも謝った…。








でも…ルカには繋がらなかった…明日学校で言おうとして…。