美咲は菜月から連絡を受けてあるところで颯太を待っていた。







聡っと和真に頼んで引っ張って来てもらった…菜月が前もって聡と和真に話して。









「じゃ、俺達は行くな!!」





「え!?聡、オマエ大会に出れないほどの怪我したって…」




「あ、嘘!!俺歩けるし。」




「颯太悪いな、深刻な話のふりして!!」









「え、ちょっと!?……あ…。君は…。」





「どうも☆このたびは僕らの柴依瑠に良い事してくれちゃったみたいで。」






「………。」








「理香って女の事は聞いたし…解決したんだ。」





「なんの事?……。」





「颯太君だっけ?君も瑠叶に似ておバカなのか?」





「…どういう意味…。」





美咲は菜月から聞いた事を元にルカの親の事やメンバーの事を話す…。






「そんな…俺は、その…。」




「瑠叶もちゃんと話さなかったのが悪いな。そしたらこんな事にならなかったのに。」





「で…でも、祭りの事は?」





「それは、瑠叶が行きたがってるの知ってたからだよ。僕達も来るなんて知らなかったし☆それじゃなくても…ライブあるって言ったら、瑠叶はライブ後に颯太と祭り行ってたんじゃねー?」




「……。」





「オマエもそこまで聞いてちゃんとしてれば良かったのに…。」






「でも…鬼瑠亜君と抱き合ってた…。」





「は?…何それ…僕も聞いてない。」





「やっぱり…メンバーにも言えない仲になったんだね。」








美咲が焦っていると…








「それは違う、」





「夢、なんでココに?」




「沙羅が心配してた…オマエ1人は不安だって。正解だったな。」




「アハハ(苦笑)」




「違うってどういうこと。」




颯太が夢に聞く…が、夢はイキナリ颯太を1発殴った。






「夢!!!!」





「来れはアイツと鬼瑠亜を苦しめた分だ。」





「……っ!!!」





「俺が祭りで先にオマエを見つけた…けど、アイツヨーヨー追っかけて行っちまって…鬼瑠亜が気付かせないようにそうしたんだ。オマエは鬼瑠亜との約束をやぶったんだ。そんな事言える立場か!!」





「……。」





「夢、もうイイよ。言いすぎ、颯太君わかった?鬼瑠亜だってショックだったと思うよ?久しぶりにあの2人ガチの喧嘩したんだから。」





「え?……ルカと鬼瑠亜君?」





「そう…。俺の話も聞かないし、菜月ちゃんに助けてもらって助かったんだから。今は仲直りしたけど…。」