少し尾行してると…人が少ないとこまできた。





「ここ人少なくて嫌だね…僕こういう場所怖い…(苦笑)」




「意外!!沙羅君も苦手なものとかあるんだね(笑)」





「しっ!!!!!!見て。」







美咲君が小声でウチと沙羅君に言う。









「あ……。」




「ありえない…。」





沙羅君とウチが言葉を漏らした。










理香が颯太君に迫ってキスした……。







そして…そのまま賑やかな祭りの中へと戻って行った…。













ウチらも戻ってきて…






「僕…柴依瑠に言っちゃいそう…。」




「沙羅、それはダメだ!!」



「そうだよ…ルカ、なんでもなように振舞うけど…きっと傷つく…。」




「でも!!!」



沙羅が声を上げると美咲君が遮った…。








「菜月ちゃん…僕に少し協力してくれないかな?このままはムカツクんだ…。鬼瑠亜に好きだって言ってきて…鬼瑠亜も頼むって言ったのに…。どんな理由にせよ、このままはムカツク。」





美咲君が真剣な顔で言う…沙羅君も複雑な想いで聞いている。