「えっと…ですね…俺とユウは…従兄妹です」
そういった瞬間目を見開く俺ら。
「「「い、従兄妹!?」」」
きれいにハモったその声はこの図書室には十分なくらい響き渡った。
「従兄妹って従兄妹だよね?」
あまりの衝撃発言にさすがのリナも再確認。
「うん、そうだよ~私のママの双子ちゃんの子供で従兄妹なの」
そう答える優奈はなんか嬉しそうに見えた。
「で、でもなんで黙ってたの?」
次はハルの質問。
「あ~それはね…事情があって」
「「事情?」」
今度はリナとハルの声が重なる。
…女って噂とかこういう話すきだよな…。
そう思いながら従兄妹と聞いてほっとしている俺。
…やべぇかもな。
従兄妹って言葉に少し安心する俺はやっぱりこの女の子とが気になってるんだ。
いや好きなんだっと再確認。
「まぁ…それはまた今度はなすから」
そういったタカは少しだけ険しい顔をした。
「なら次の質問ね。…なんで優奈は泣いてたの?…なんで2人は抱き合ってたの?」
そう記憶のはやっぱりリナ。
まぁ、こういう質問はリナにしかできねぇな。
でも…怖ぇよ。
「それは俺が説明する」
…は?
なんで優奈のことをタカが説明すんだよ。
意味わかんねぇし。
さっきまでの安心がどんどんイラつきに変わっていく。
「まずはなんで泣いてたか…言ってもいいよね?ユウ」
優奈のことをユウというタカ。
それにも少しイラっときた。
タカの質問にユウは俯いて首を振る。
「ユウはさ…無視されるのが苦手なんだ」
その言葉を聞いた瞬間俺の心臓はドクンと音をなった。
「…でもそれよりつらいのはしつこいって言われること」
そしてまた俺の心臓は鈍器で殴られたかのようにドクンと鈍い音を立てる。
「だから…たまにこういうことがあるとユウは過呼吸か泣きだすんだ」
最後の一言に俺は絶句する。
過呼吸ではないけど泣いたのは事実。
それに…泣かしたのは俺。
その事実に俺は言葉もでなかった。
…はっ…。
好きな女を泣かせるなんて最低じゃんかよ…。
「でも泣きだしたからよかった」
「…は?」
予想もしないタカの言葉に俺は驚いた。
