俺様君の彼女ちゃんっ!


それを避けるために2人が付き合ってることは秘密なんだそうだ。



リナも堂々とはできないけどそっちのほうが恨みを買わなくてすむといっていた。



中庭を抜けて私たちは旧校舎内に入った。




そのままマサの後について歩くとたどりついたのは図書室。



…ここに他のメンバーがいるの?




それに一樹も…。




朝にあんなことがあったまま別れたから今の私の心臓はバクバクいっている。




隣のハルも同じように胸に手をあてて深呼吸をしていた。



あっ…。



今思うと一樹を除いての四天王メンバーとはちゃんとして会うのは初めてだ…。




そう考えるとさらに緊張してきた。




そんな私とハルをよそにリナとマサはためらわず図書室に入っていく。




リナってマサ以外の四天王と会うのは初めてなのかな?




それにしても入るの早すぎでは?




そう思いながらはぁと深呼吸をして図書室に足を踏み入れた。




図書室に入ると大きなテーブルに何人かの男の人が座って話をしていた。




「やっほ~連れてきたよ!あたしの友達ぃ」



そういったのはリナ。



四天王と会ったことあるんだ…。



だからすんなり入っていけたのか…。



「じゃ、自己紹介しよっか!」




ハイテンションなリナと比べて私とハルは緊張ぎみ。




「じゃ!俺からね!えっと、杉浦隼人です…気軽に隼人って呼んでくれていいから!」



よろしくっと言って二カッと笑った杉浦隼人。



やっぱり四天王だ…かっこいい。




「知ってると思うけど…リナの彼氏の近藤将史です!リナはマサって呼ぶけど好きなように呼んで!」



そういえば…私とハルってたいした知り合いでもないのにマサ、マサって呼んでたんだよね…。




「…沖館仁。…仁でいいから、よろしく」



奥のほうで本を読んでる…仁。



クラスの女子はクールって騒いでたな…。



確かにこれはクールだわ。



そして最後に…。



「成瀬一樹。適当に呼んでいいから」



それだけ言ってコーヒーを飲むのは一樹。



機嫌が悪いのかニコリともしない。



ある意味で怖いですけど…。



ま、とりあえず四天王のかたがたの自己紹介が終わったとこで今度は私たちが自己紹介するばん。




リナはもう知ってるということでジャンケンで負けた結果私から自己紹介することになった。




「えっと…島崎優奈です…よろしく」




それだけ言うと目の前にいる一樹と一瞬目が合った…ようなきがした。



気のせいか…。




「鈴川春です…よろしく」



ニコッと笑うハルの目はがっつりと隼人を見ていた。



…すごっ。