俺様君の彼女ちゃんっ!


私が読み終わったあとハルもリナのケータイを見た。




「リナ…マサとお昼食べるの?」



メールの内容からみて推測したことをリナに聞いてみる。




「うん、そうだよ」




そっか…。




でも本当にラブラブだね…。



メールまで見せてくれるなんて…。




それほど昨日のことが嬉しかったんだ…。




まっマサにリナを取られるのは悔しいけどしょうがないか。




「なら、私とハルでいつもどおりお昼食べるからリナはマサのとこに行ってきな?」




ハルが会話の流れでそういうとリナが一瞬ニヤっと笑った。




「何言ってんのかな?キミ達は…」




ヤレヤレとため息をついてケータイを制服のポケットにしまった。




…どういうこと?



だってさっきのメールはマサからリナあてにお昼一緒に旧校舎で食べる。



ってことじゃないの?



どうみてもあれはそういう内容だったけど…?



頭にハテナマークを浮かべながら私はハルと顔を合わせた。




「優奈もハルも一緒に旧校舎にお昼食べに行くの!」




「え?」




「は?」




リナの驚き発言に私たちはまた顔を見合わせる。



「でも、2人のじゃまをするわけにはいかないよ」




ハルがそう渋い顔をしていう。



え……。



まさか……ね。




「リナ…」



私はある予感が頭をよぎった。




「なぁに?」



「もしかしてさ…マサの他に誰かいるとか…言わないよね?」



私の言葉にハルがまさかとつぶやいた。



ハルもリナがニコニコしてる理由と言葉の意味がわかったみたい…。




「そう!その通りでぇすっ!」



ピンポーンと笑ってそう答えた。




「ウソでしょ?私ムリだよ!…だって一樹と朝に会ったときあんなこと言っちゃったもん!」




…今更会うのはちょっと気まずいよ…ね。



「そうだよ!私も行かないから!」



プイっとそっぽを向いてハルも言う。




…でも相手はリナだったわけで。




「ね、さっきの見せたメールが最新のだったと思う?」




リナの言葉にそっぽを向いていたハルも私もリナを見た。



…リナはこの3人の中で1番勇気があって決断力が強い。



これは知り合って2ヶ月ぐらいでの私が知ったこと。




「優奈とハルのことだから素直に行くとは思ってないよ…だからさっきのメールの後にマサにまたメールしたの」




リナも私とハルが素直に行くと言わないことぐらいして知っていたみたい。