俺様君の彼女ちゃんっ!

「す、好きかどうかはまだわかんないけど…でも、昨日からちょっと気になってたのは本当だし」




私の話をちゃんと聞いてくれる2人。




「…あの、本物の笑顔に引かれたのも事実…だから」




「「だから」」




「まずは仲良くなってみようと思う」




私がいた最後の言葉にこの場の空気がシンっとするのがわかった。




…あれ?




私…なんかまずいこといったかな?




「「あははははっ!」」




そう思ったとき旧校舎にリナとハルの笑い声が響いた。




とつぜん笑い出した2人に驚いて私はただ2人を見ていた。




「…なんで笑うの?」




結構一生懸命いったのに…。




「いや、なんか優奈らしいなって」



笑いをこらえながらリナ。



「うん、一生懸命でいいと思う。だから…まずは私も仲良くなることから始めようかな?」




ハルがニコっと笑ってそういってくれた。




「だから、頑張ろうね?優奈」




「う、うん…」




何を頑張ればいいのかわからなかったけどこの空気に流されてうんといった。




たぶん…私。




今、うまいように乗せられたよね?




…でもまっいいか。




それから私達は屋上に行ってリナのノロケを聞いたり、まったりな時間をすごした。




そして普段どおり授業にでる。




キーンコーンカーンコーン……




終わった♪終わった♪



次はお昼だぁ♪



その場で作詞作曲したお昼の歌を歌いながらお昼の準備をした。



この学校は食堂もあるけどお弁当でもいい。



それに時間までどこで食べるにも自由だから私たちはいつも色々な場所をめぐる。



今日はどこにしようかとハルとリナに聞きにいこうとしたとき。




「ね、ね、ね!ちょっと!2人とも聞いてよ~」



ハルの腕を引いたリナがニコニコしながら私に呼びかけた。



「どうしたの?」



変に張り切るリナのことをハルに聞くとハルはさぁと首をかしげた。




もしかしてお昼にいい場所見つけたのかな?



…でもなんかそうではなさそう…。




「で?何を聞けばいいの?」



はしゃぐリナのそばでハルが腕を組み言った。



するとリナはちょっと待ってねといってケータイをだした。




「これよ、これ!…見てみて?」



差し出すケータイにニコニコのリナ。



何がなんだかわからないけどリナの言う通りさしだされたケータイを見た。



そこにはマサからのメール。



なんで私に見せるのか不思議に思ったけど目線を下にうつした。




えっと……。




”旧校舎で待ってるね”



ということだ。